夜鳴きや無駄吠え
毎日のように夜鳴きがひどくて寝不足、ご近所に鳴き声で迷惑をかけているなど
犬の夜鳴きや無駄吠えは、多くの飼い主様が、悩んでいる問題ではないでしょうか。
人の言葉を話すことができない犬の思いや訴えを理解できないと思うことで精神的負担(ストレス)が生じ、介護に悩まされ疲れていませんか?
当老犬ホームでは、老化に伴う夜鳴きや無駄吠えのワンちゃんをお預かりしています。
長年一緒に生活をしてきたワンちゃんを最後まで介護したい気持ちは十分理解できますが、人間の心と体を休めることはとても大切です。飼い主様の精神的負担を軽減するためにも、この機会にお気軽にご相談ください。
ご近所とのトラブル
住宅街などで、夜間や早朝吠え続けてしまうと近隣にお住まいの方に迷惑がかかってしまい、トラブルになるケースがあります。
まずは、ご近所の方にワンちゃんの今の状況をお話するとともに「犬の鳴き声で迷惑をかけて申し訳ない」という気持ちを伝えましょう。
事前にトラブルを回避することがとても重要です。
夜鳴き・無駄吠えの原因
・高齢化に伴う視力や聴力の低下により不安が生じ吠える。
・人間でいう認知症のような症状が犬にも生じ、日中と夜間の区別ができなくなる。
・筋力低下により思うように体を動かすことができず飼い主を呼ぶ。
・寝返りを打てなくて体にしびれや痛みを感じて呼ぶ。
など、理由は様々です。
夜鳴き・無駄吠えの主な対応
当老犬ホームでは、以下のようなことを実践しています。ご家庭での高齢犬の介護にお役立ていただけたら幸いです。
視力が低下しているワンちゃん
特に、夜間に関してはトイレまでの道のり、お水飲み場までの道のりだけは、照明をつけて移動しやすいようにしています。
聴力が低下しているワンちゃん
声を掛けるときは、必ず体に触れて近くにいること、見守っていることが伝わりやすいようにしています。
なるべく夜は眠れるようワンちゃんの体内時計を整える
日中と夜間の区別をわかりやすくする。特に日光浴が効果的だと言われていますので、晴れている日は体を動かしたり気分転換につながるようケアを行ってます。
高齢になりますと、筋力の低下により「体を動かすことができない」、「立ち上がることができない」、「歩くことができない」など様々な症状が出てきますので一人一人に合ったケアを心がけています。
ワンちゃんの気分を落ち着かせる
温かいタオルで足や腰を温めた状態で、体に負担がかからない程度のマッサージを行います。
※温かいタオルで体を拭いてあげるだけでもリラックス効果があると言われています。